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2016年(平成28年) 1月27日(水)付紙面より

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京田小児童と老人クラブ交流

 鶴岡市の京田小学校(佐藤典子校長、児童82人)で26日、京田地区鶴亀老人クラブ(佐藤年繁会長)との交流会が開かれ、1、2年生27人が地域のお年寄りたちと昔の遊びを通して交流を深めた。

 老人クラブとの交流は、地域とのつながりを大切にした教育を実施する同校が地域交流事業の一環として15年以上前から実施。花の苗植えやグラウンドゴルフなど年間を通して開催している。

 この日は同クラブのメンバー約25人が同校を訪問。お年寄りと児童が一緒にお手玉、けん玉、かるた、あや取り、羽根突きなどの昔の遊びを楽しんだ。かるた取りのグループでは、同クラブのメンバーが札を読むと、子どもたちが「はい!」「あった!」と元気に札をたたいた。メンバーらは「元気がいいの」「上手だの」「自分たちも若返るようだ」と目を細めて子どもたちの様子を眺めていた。

 2年の本間耀君(8)は「たくさんの人といろんな遊びができて楽しかった。かるたは、1回目はたくさん取れたけど2回目はあんまり取れなくて悔しかった」と笑顔で話していた。

子どもたちが地域のお年寄りたちと昔の遊びを楽しみ交流を深めた
子どもたちが地域のお年寄りたちと昔の遊びを楽しみ交流を深めた


2016年(平成28年) 1月27日(水)付紙面より

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シンガポール記者2人招く 庄内観光を体感

 東京都と東北6県などが昨年に結成した「東京・東北地域の連携による外国人旅行者誘致推進協議会」による誘致推進事業の一環で、シンガポールの新聞記者2人が25日、空路で庄内地域入り。同日は酒田市内の観光施設などを見学し、連綿と受け継がれてきた日本文化の一端に触れた。2人は今後、東京・庄内の魅力を記事にし、それぞれの新聞を通して同国内に広く発信する。

 都は昨年1月、2020年の東京五輪・パラリンピック開催、さらにその先を見据え、東京を訪れた外国人旅行者から日本の魅力に多く触れてもらおうと、東北6県と仙台市、航空・鉄道事業者と共に、東京と東北を結ぶモデル観光ルートについて協議する同協議会を立ち上げた。

 今回設定したモデルルートは東京と東北6県、仙台市を結ぶ計7ルート。訪れる外国人は各県・市で異なり、本県はASEAN(東南アジア諸国連合)の中心国で、14、15年と2年続けて吉村美栄子知事がトップセールスを展開したシンガポールをターゲットとした。

 本県を巡るモデルルートは「情緒あふれる東京下町文化と、庄内伝統文化へいざなう幻想的な巡礼の旅路を信仰や食、体験とともに紹介」がコンセプト。初日に東京・巣鴨地蔵通り商店街、六本木ヒルズなどを巡って都内に1泊。翌日は空路で庄内入りし、1泊2日の日程で酒田、鶴岡両市の観光施設などを回る。

 25日に庄内入りしたのは、同国を代表する日刊紙「ザ・ビジネスタイム」で文化面を担当する新聞記者、デュラン・タンさんと、シンガポール・プレス・ホールディングスが刊行する中国語新聞「聯合早報」の東京特派員、フー・チューウェイさんの2人。同日午後に庄内空港に到着した後、酒田市の相馬樓、海向寺、土門拳記念館を巡った。このうち相馬樓では、酒田舞娘(まいこ)がお出迎え。2階広間で華麗な舞を鑑賞したほか、女将(おかみ)の渋谷蘭子さんの案内で館内を見学した。2人はふすま絵や欄間に興味を持ったようで、「誰の作品か」などと渋谷さんに次々と質問していた。

 タンさんは相馬樓について「とても美しい。多くの歴史が詰まっており、細かいところまで気を使った職人のこだわりがすごい。一日中居ても飽きない」と述べ、「雪景色の良さ、東北に暮らす人々の温かさを記事にして紹介したい」と。フーさんは「雪を抱いた中庭が美しい。シンガポールの人は絶対に喜ぶと思う」と話した。

酒田舞娘と共に記念写真に納まるフーさん(左)とタンさん(右)=25日、酒田市の相馬樓
酒田舞娘と共に記念写真に納まるフーさん(左)とタンさん(右)=25日、酒田市の相馬樓



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