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2016年(平成28年) 2月2日(火)付紙面より

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鶴岡音楽祭 「雪の降るまちを」歌声響く

 「雪の降るまちを」鶴岡冬まつりのメーン行事「第31回鶴岡音楽祭2016」が31日、鶴岡市中央公民館で開かれた。国内外で活躍するゲストや地元の合唱団などが出演し、情熱的な調べを響かせた。

 「雪の降る街を」は、作曲家・故中田喜直氏が雪に埋もれた鶴岡の一夜の光景をモチーフに作曲したとされる。このメロディー発想の地にちなみ、実行委員会が1985年度から音楽祭を毎年開催。今年で31回を迎えた。

 この日は斎小の児童たちでつくるミュージックベル隊15人の「雪の降る街を」の演奏で幕開け。ステージは4部構成で行われ、第1部では、昨年のNHK学校音楽コンクール全国大会に出場した鶴岡北高音楽部による女声合唱。続く第2部は国内外で活躍するバイオリニスト瀬崎明日香さんとピアニスト小沢麻由子さんが登場。アンコールのヴィットーリオ・モンティの「チャルダッシュ」を含む4曲を華やかに演奏。

 第3部ではメゾソプラノ歌手の清水華澄さんらが出演。歌劇「カルメン」の「ハバネラ」では、地元の混声合唱団や高校合唱部なども共演して情熱的なステージを披露。

 フィナーレの第4部は恒例の「雪の降る街を」「早春賦」を全員合唱。総勢約180人がステージに上がり、会場いっぱいに歌声を響かせた。

フィナーレでは恒例の「雪の降る街を」の全員合唱
フィナーレでは恒例の「雪の降る街を」の全員合唱


2016年(平成28年) 2月2日(火)付紙面より

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庄内町青少年海外研修事業 中高生がマレーシアでの体験報告

 庄内町の青少年海外研修事業報告会が30日、同町の響ホールで行われた。先月21日から5泊6日の日程でマレーシアを訪問した同町内の中高生が、現地で触れた文化や自然、人々について「驚きの連続だったが国際的な視野が広がった」と報告した。

 同町青少年海外研修は、合併10周年記念事業の一環として実施した。町の未来を担う青少年を海外に派遣し、外国での生活体験や交流を通して、広い視野と国際感覚を備えた人材育成を図るもの。町内在住の中高生(中学生10人、高校生2人、鶴岡高専生3人)が研修生として参加した。

 報告会には研修生12人が出席し、各校の教員や保護者、町関係者など60人余りが聴講した。研修生は一人ずつマレーシアでの体験を発表。東マレーシア最大の都市・コタキナバルを訪れ、世界遺産のキナバル国立公園を散策した際に「日本で見ることのできない動植物の数々に目を奪われた」と語った。また、食事については「中国やインドの料理を交ぜたような印象。油をたくさん使っており、真っ赤なソースは辛くて食べられなそうと思ったら甘かった」と会場の笑いを誘っていた。

 このほか、コタキナバル湿地での清掃活動や現地の人々との交流、市場を散策した体験などを報告しながら、研修生たちは「マレーシアの人たちは優しく、温かだった。環境問題や国際社会への貢献など視野が広がった」と話していた。

 報告後は4テーブルに分かれ、研修生や来場者が懇談した。

庄内町の中高生がマレーシアで体験したさまざまなエピソードや感じたことを報告した
庄内町の中高生がマレーシアで体験したさまざまなエピソードや感じたことを報告した



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