2016年(平成28年) 3月3日(木)付紙面より
ツイート
大企業の会社説明会などの採用活動が解禁された1日、鶴岡工業高等専門学校(加藤靖校長)の本科4年生を主な対象にした合同企業説明会が同校で開かれた。リクルートスーツ姿の学生たちが県内の企業ブースを回り、説明に熱心に耳を傾けながら自身の将来について考えた。
学生たちから地元企業への理解を深め、就職活動の一助にしてもらおうと、県新企業懇話会と同校の共催で2007年から毎年開催している。
今回は地元の庄内一円を中心に、産学官連携を図る鶴岡高専技術振興会に加盟する企業から39社がブースを設置。鶴岡高専側からは、本科4年生と大学3年生に当たる専攻科1年生など、合わせて約200人が参加した。
各ブースでは、30分の持ち時間で人事担当者や技術者などが企業の概要やビジョン、仕事のやりがいなどを説明。学生たちは「社内の雰囲気は」「自分の専門分野が生かせるか」などと担当者に積極的に質問を投げ掛けていた。