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2016年(平成28年) 3月23日(水)付紙面より

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課題と解決策英語で堂々と 酒東高1年生が学習成果を披露

 県立酒田東高校(高梨博実校長)で19日、1年生による課題研究発表会が開かれ、高齢化社会における新たな価値観造成、東北地方へのインバウンド増、山形の食や庄内地方の魅力の発信などに向け、生徒たちが自ら調査・研究した課題と、その解決策を流ちょうな英語で発表した。

 同校では2014年度から毎年、問題解決能力を高め、主体的な学習活動を行える生徒の育成を目指して課題研究に取り組んでいる。本年度、1年生193人が取り組んだ“ミッション”は、▽高齢社会ならではの価値を発掘せよ▽山形の食を世界に広めよ▽東日本大震災被災地に世界中から旅行者を集めよ▽庄内地方に暮らす魅力を販売せよ▽イノベーションを起こせ―の5つ。3、4人ずつのグループに分かれて調査研究してきた。

 この日は各ミッションから選抜された代表計8班が壇上で発表、東北公益文科大学の森彰夫教授とスルトノフ・ミルゾサイド准教授、同窓会組織の一つ「東京亀城会」の宮本健一さん、県高校教育課の佐藤英司さんの4人が審査した。

 生徒たちは「2035年には65歳以上の高齢者が総人口の3分の1に達する日本では、『生涯現役社会』をつくり上げることが大事。そのために『自動運転福祉車両(Automatic Driving Welfare Vehicles)』を開発し、高齢者の足を確保したい」「庄内の魅力を広く伝えるため1泊2日で山居倉庫や湯野浜温泉、羽黒山などを回るツアーを構築した。名付けて『庄内を見せましょうツアー』。ツアー中には酒田のラーメンを食べてもらいたい」など、自らの考えを英語で発表した。

 聴講した他の1年生からの質問やその答え、審査員のコメントも全て英語という徹底ぶり。会場には保護者らも訪れ、生徒たちの英語・課題解決能力の高さに感心していた。

英語で自らの考えを発表する酒田東高の1年生たち
英語で自らの考えを発表する酒田東高の1年生たち



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