2016年(平成28年) 4月8日(金)付紙面より
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鶴岡市の羽黒三、羽黒四の両小学校が統合して誕生した「広瀬小学校」(井上東一校長、児童203人)の開校式が7日、同校体育館で行われた。出席した2―6年生の児童が新校歌を高らかに歌い、新たな広瀬小学校の歴史を築いていくことを誓った。
少子化に伴う複式学級の解消を目的とした市の学区再編計画に基づく統合で、校舎は旧羽黒三小を使用する。
開校式には児童と教職員、来賓、保護者など約250人が出席。田中芳昭教育委員の開校宣言に続いて榎本政規市長から井上校長へ校旗が手渡された。
榎本市長は式辞で「新生広瀬小に集う子どもたちが健やかに成長し、たくましく地域の中核を担って活躍する日が来ることを期待する」、井上校長はあいさつで「早くお互いの名前を覚えて笑顔で勉強、生活できるよう頑張って。児童、教職員、家庭、地域一丸となって心を尽くして歴史の一歩を踏み出そう」とそれぞれ述べた。
その後、児童を代表して6年生の佐藤惇矢君が「羽黒三小の良き伝統を引き継いで仲のいい笑顔いっぱいの学校をつくりたい」、渡部優凜さんが「それぞれの学校が積み上げてきたものを大切にしながら、みんなの心を一つにして力強く歩んでいく」と決意を述べた。
最後に全員で新校歌を高らかに歌い上げ、新生広瀬小の誕生を祝った。