文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2016年(平成28年) 5月29日(日)付紙面より

ツイート

身近なもので溶岩流再現

 「鳥海山・飛島ジオパーク構想」推進に向けた公開授業が27日、酒田市の一條小学校(菅原慎一郎校長、児童92人)で行われ、林信太郎秋田大教授(火山学)の指導で、子供たちがマヨネーズやソースを使って溶岩流を再現する実験などに目を見張った。

 鳥海山を取り巻く酒田市、遊佐町、秋田県にかほ市、由利本荘市の4市町による「鳥海山・飛島ジオパーク構想推進協議会」(会長・横山忠長にかほ市長)が昨年度から、ジオパークの教育普及活動の一環で実施している。酒田市では今回が初で、一條小の4―6年生48人と、見学で市教委の関係者が参加した。

 林教授は「鳥海山は溶岩や火山灰が何千層にも積み重なってできている。溶岩はネバネバ系、サラサラ系、双方が混じった中間系の3種があり、鳥海山は中間系」などと説明した。

 そして、マヨネーズ、ソース、双方を混ぜた3種を発泡スチロールの板に載せ、斜めにして溶岩流を再現する実験を披露。サラサラ系のソースがよく流れると、子供たちは「おーっ」と歓声を上げた。

 さらに子供たちは各自のテーブルで、コンデンスミルクとココアを使い、表層が固まりながら流れる中間系の溶岩流を再現。おいしそうな実験に、子供たちは目を輝かせ、楽しそうに取り組んでいた。

 林教授は同日、八幡小の5年生約30人にも同様の授業を行った。

林教授(右)がソースやマヨネーズで溶岩流を再現する実験を披露。子供たちが楽しそうに見入った
林教授(右)がソースやマヨネーズで溶岩流を再現する実験を披露。子供たちが楽しそうに見入った



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field