2016年(平成28年) 6月19日(日)付紙面より
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今年、認証から35年の節目を迎えた国際ソロプチミスト酒田(SI酒田、林久子会長)は17日、記念事業の一環として酒田市御成町の本間美術館(田中章夫館長)に傘100本を寄贈した。
実業界などで活躍する女性たちで組織するSI酒田は毎年、ゴルフコンペやディナーショーなどで得た収益を国内外の奉仕先に寄付している。「公徳傘」と称する無料貸し出し用傘の贈呈は、降雨の際の散策などで活用してもらおうと1987年にスタート。鑑賞者が数多く訪れる市美術館と土門拳記念館、本間美術館に毎年、寄贈している。
この日は林会長ら会員5人が本間美術館を訪問。展覧会場(新館)2階で行われた贈呈式では、林会長が「役立ててください」と述べ、「国際ソロプチミスト酒田」の文字が入った3色の公徳傘を田中館長に手渡した。田中館長は「新館と本館(清遠閣)の間にある国指定名勝『鶴舞園』は通路が狭いため、散策するのにちょうど良いサイズの傘。毎年ありがとうございます」とお礼を述べた。