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2016年(平成28年) 6月30日(木)付紙面より

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ハナショウブ150株植栽

 鶴岡市西荒屋の森林公園「生き活きべんとう村」で28日、長井市から贈呈されたハナショウブ約150株の植栽が行われた。地元住民で組織する管理組合(佐久間庄一組合長)のメンバーらが、造園業者から指導を受けて植栽作業に汗を流し、同公園の景観改善に取り組んだ。

 同公園は、自然と触れ合う機会をつくり、森林の持つ公益的機能を高めようと、1994年度に開園。県が生活環境保全林整備事業として植栽し、旧櫛引町が付帯施設を整備。施設名称には「おいしく弁当を食べられる施設」「自然と触れ合うことで生きる活力がみなぎる施設」との思いを込めた。約15・2ヘクタール。

 今回、ハナショウブを植えるのは「湖畔の森」と呼ばれるエリア。開園当初はハナショウブ約6000本が植栽されていたが、管理不足などから現在は約半数が開花していない状況。

 市の委託を受けて管理に当たる同組合の管理ノウハウの習得とともに、景観改善を目指して、市民と行政が役割分担して協働で事業に当たる鶴岡市の「鶴岡パートナーズ」の補助を受けて今回の植栽を実施。5月中旬から阿部園芸(鶴岡市)の指導で土壌改良の技術を学び、畝作りなどに取り組んできた。

 この日は、組合員6人が参加。約70平方メートルの畝を防草シートで覆った後、固形肥料とともに丁寧に植栽した。佐久間組合長は「地元小学校の遠足や、山菜採りなど、さまざまな人の利用がある。今回の植栽で学んだことを今後の管理に生かし、公園の景観改善に取り組んでいきたい」と話していた。

 今回植栽したハナショウブは長井市のあやめ公園で育成していたもので、原種により近いとされる「長井古種」の「萩小町」「野川の辺」「藤の輝」のほか、江戸系の「ピンクフロスト」「武蔵川」の計5品種。昨年11月に鶴岡市が要望して合わせて400株の贈呈を受けた。生き活きべんとう村のほか、鶴岡市藤島地域の藤島歴史公園、同市朝日地域の月山あさひサンチュアパークにも植栽されている。

ハナショウブの植栽に取り組むメンバーたち
ハナショウブの植栽に取り組むメンバーたち



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