2016年(平成28年) 7月30日(土)付紙面より
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第53回鶴岡市学童水泳大会が29日、鶴岡市民プールで行われた。市内全域の26校から小学生613人が出場し、保護者や仲間の声援を受けて、熱戦を繰り広げた。
市小学校体育連盟(会長・本間正芳朝暘第四小学校長)などの主催で毎年この時期に開いている伝統の大会。開会式では、本間会長が「自己記録更新と仲間への熱い応援を。熱戦を期待する」とあいさつするとともに、リオデジャネイロ五輪(8月5―21日)への出場を控えた小関也朱篤(やすひろ)選手(24)=鶴岡市出身、ミキハウス=から、地元の小学生スイマーたちに向けて寄せられたというメッセージを紹介。児童たちは「泳ぐことを楽しんで。ゴールするまで精いっぱい頑張って」と、先輩のエールを受けて競技に臨んだ。
競技は学校対抗の200メートルメドレーリレーで幕開けし、各選手は合図とともに水しぶきを上げてプールに飛び込み力泳。1、2階のギャラリーから「頑張れ!」「あと少し!」と大きな声援が響き渡り、会場は熱気に包まれていた。
県標準記録を突破した児童やチームは県大会(来月21日、山形市)に出場する。