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2016年(平成28年) 9月28日(水)付紙面より

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鎌で稲の手刈りに挑戦

 横浜市立青木小学校(角野公利校長)の6年生107人が25―27日の2泊3日の日程で修学旅行として鶴岡市櫛引地域を訪れ、地域内の各小学校との交流事業や稲刈りなど農業体験を行った。

 旧櫛引町農協青年部が1986年に青木小を訪ねて庄内の農業について授業を行ったことから交流が始まった。94年から同校有志の農業体験を、99年からは修学旅行の訪問先として、JA庄内たがわ青年部櫛引支部などでつくる実行委員会が受け入れている。

 今年は児童107人と引率の教諭ら7人が訪れ、初日の25日は地域の41家庭へホームステイ。2日目の26日はホームステイ先から登校班と共に登校し、午前中は櫛引南、櫛引東、櫛引西の各小学校で交流事業に参加した。

 午後からは稲刈り、果樹集出荷、カブ収穫の3班に分かれて農業体験。このうち宝谷地区のふるさと村宝谷の森薫組合長のほ場で行われた稲刈りには児童36人が参加し、青年部メンバー5人の指導の下、約3アールのほ場に実ったもち米「でわのもち」を手刈りした。児童たちは「けがをしないように稲は親指を上にして持って」「束にしたらひもでしっかり縛って」などと指導を受けた後、鎌を持って作業。額に汗を浮かばせながら一束一束丁寧に刈り取った。

 小泉空大君(12)は「刈って束ねての繰り返しはとにかく大変。農家の人がいつも私たちの食生活を支えてくれていると思うとありがたい。今日の夕飯はどんな高級レストランよりもおいしくいただけそう」と話していた。

 一行は最終日の27日、櫛引スポーツセンターでお別れ式を行い、産直あぐりで買い物を楽しんだ後、帰途に就いた。

横浜市立青木小の児童たちが稲刈りに汗を流した
横浜市立青木小の児童たちが稲刈りに汗を流した



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