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2016年(平成28年) 9月29日(木)付紙面より

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最新技術学び職業意識醸成

 県建設業協会鶴岡支部青年部(山口朝穂部長)主催の高校生建設工事現場見学会が28日、鶴岡市内各所で進む建設現場などで行われた。あいにくの雨となる中、鶴岡工業高建築科の1年生40人が最新の技術を学び、職業意識を高めた。

 建設業界について理解を深め、地元で働く意識を持ってもらいたいと毎年開催。この日は青年部から19人が出て、大型バスで移動しながら、市文化会館改築工事、荘内銀行本店新築工事、重要文化財・旧鶴岡警察署庁舎保存修理工事、羽黒高校新校舎建設、庄内町の余目酒田道路にかかる道路改良工事の5カ所を訪れ、各建設会社の担当者から説明を受けた。

 このうち旧荘内銀行本店営業部跡地で進む新築工事現場では、担当者から工事概要の説明を聞き、くい打ちや基礎工事が終わり、現在は屋上の鉄骨組みなどが進む現場を間近で見学。図面を設計するCAD(コンピューター利用設計システム)から、内装や設備など3次元データを活用したBIMソフトを導入するなど建設業界の新しい流れなどを紹介した。

 岡部真都(まなと)さん(15)は「大変な仕事だと思ったが、完成したのを見るのはやりがいがありそう」と話していた。

あいにくの雨の中、荘内銀行本店新築工事現場を見学する鶴工高建築科の1年生
あいにくの雨の中、荘内銀行本店新築工事現場を見学する鶴工高建築科の1年生



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