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2016年(平成28年) 12月9日(金)付紙面より

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最後の1年絵本に 歴史と思い出残すプロジェクト

 加茂小最後の1年を絵本に―。来春閉校する鶴岡市立加茂小(樋坂聡校長、児童41人)で、同市出身の絵本作家・土田義晴さんの協力を得ながら、同校の歴史や思い出を絵本にして残すプロジェクトが進んでいる。絵本の文章は児童たち、挿絵は土田さんによるもので、来年3月中旬の完成を目指す。7日、土田さんが同校を訪れ、児童たちから加茂小の思い出などについて聞き、挿絵の構想を練った。

 加茂小は、複式学級解消を目指す市教育委員会の計画に伴い来年3月に閉校し、大山小と統合することが決まっている。

 絵本は、同校と交流を続けてきた土田さんがボランティアで協力。閉校記念誌別冊として作成し、卒業式の前に加茂地区の412世帯へ全戸配布する予定。恒例の学校行事「竹馬運動会」「遠泳教室」「ヨット学習」の他、142年にわたる同校の歴史や、最後の1年間などをテーマにした内容で、全16ページ。

 7日は、土田さんが各学年の教室を回って児童たちと交流。このうち、「竹馬運動会」をテーマに作文を書いた1、2年生のクラスでは、児童たちは「5年生が教えてくれました」「頑張って歩けました」などと発表し、実際に竹馬を披露した。竹馬に乗る児童の姿を土田さんが即興で描く場面も。素早い筆さばきに児童たちは「すごい」「うまーい」と目を丸くしていた。

竹馬運動会の思い出や竹馬を披露する児童たちの姿を見て、即興で絵にする土田さん(左手前)
竹馬運動会の思い出や竹馬を披露する児童たちの姿を見て、即興で絵にする土田さん(左手前)



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