2017年(平成29年) 2月22日(水)付紙面より
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食と医療が連携した健康啓発イベント「健康ごはん?産直de食材コーデ?」が19日、鶴岡市日枝の庄内おばこの里こまぎで開かれ、「目」をテーマに薬剤師の話やブロッコリーのふりかけなど健康に役立つ手軽なレシピを紹介した。
薬剤師の栗原智広さん(34)=日本調剤若葉薬局=を中心に管理栄養士や食育インストラクターら異業種の有志が集い、気軽な雰囲気で健康について関心を持ってもらおうと、昨年11月に初めて開催したもの。第2弾となる今回は、東洋医学では「肝」や「胃」「腎」と関わりが深いといわれる「目」をテーマに企画した。
施設内の食堂スペースを会場に、メンバーで酒田調理師専門学校講師の海藤道子さんが考案したブロッコリーのふりかけやブルーベリージャムを添えたカマンベールチーズのフライ、焼きポテトの3品を試食しながら、栗原さんが医療と食の関係、海藤さんが味付けの工夫やレシピの提案、管理栄養士の小川豊美さんが食材の効能や効果的な栄養の取り方などを説明した。
健康に関心の高い年配者や子どもを連れた家族連れなど幅広い年代が足を運び、気軽な雰囲気で参加。眼鏡で目まいなどを起こすという市内の女性(75)は「疲れた目には酸っぱいものがいいという話だったので、生活に取り入れ、食から健康づくりを実践したい」と話していた。