2017年(平成29年) 2月23日(木)付紙面より
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鶴岡市の鶴岡アートフォーラムで本年度保育園合同卒園展「みんなあつまれ!つるおかこども美術館2017」が開かれ、子どもたちの生き生きとした作品が訪れた人たちを楽しませている。展示は26日まで。
今年の3月で卒園し小学校へ進学する園児たちの成長を記念し、作品を通して子どもたちの成長を感じ、市の芸術文化を活気づけてもらおうと鶴岡アートフォーラムと市教育委員会が主催し、昨年度から実施している。
今年は鶴岡市内の公営と民営の保育園23園から個人制作、共同制作合わせて328点が集まった。会場には園ごとに作品が展示され、保育園の友達や将来の夢を描いた絵画や等身大の自画像、鬼のお面やひな人形など季節の工作、親子工作、紙粘土で作った自分の顔など、園児たちの個性あふれる作品がずらり。訪れた人たちは一点一点じっくりと眺めていた。
21日午前は新形保育園の年長児18人と上郷保育園の年長児10人、年中児16人が会場を見学。他の園の子どもたちの作品を「すごい!」と眺めていた。同市鳥居町から訪れた鈴木美芳さん(84)は「子どもたちの楽しそうな様子が伝わってくる。先生方の指導も大変と思うが、自分の心を表現していてすごい」と話していた。