2017年(平成29年) 2月26日(日)付紙面より
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鶴岡市錦町のS―MALLで東急ハンズ(本社・東京)の「トラックマーケット」が始まった。庄内への出店は初めて。初日の24日から大勢の買い物客が訪れ、人気の生活雑貨を買い求めていた。
トラックマーケットは、地方の中規模都市を出店の候補地にして販売展開するビジネスモデル。商業施設内のイベント会場などに出店し、新たなにぎわいの場を生み出すことが期待されている。
今回、東急ハンズのトラックマーケットの出店を通して地域への話題提供と、S―MALLの開業15周年を盛り上げようと、庄交コーポレーションS―MALL事業部が東急ハンズに出店をアプローチした。
1階「光の広場」前に設けられた店舗では、人気の洗剤や健康用品などの商品が2500点以上並び、買い物客の注目を集めていた。
東急ハンズの担当者は「予想以上の人出。『テレビで見たことがある』という商品をじかに手に取って、弊社が扱う商品を身近に感じてもらえれば」と話していた。出店は8月まで。
なお、S―MALLでは3月から4月にかけて館内全体を改装。庄内初の脱毛サロン「コンフォートヤマガタ・イン・ショウナイ」や東北初の「ピザハット・エクスプレス」が新規オープンする。
2017年(平成29年) 2月26日(日)付紙面より
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酒どころ・庄内の全18蔵元が一堂に集まる「地酒まつり」が25日、鶴岡市布目の庄内観光物産館で始まった。26日(日)まで2日間にわたり、新酒や蔵元自慢の計54銘柄の試飲が楽しめるほか、ラーメンや海鮮焼きの屋台など、多彩な食の空間を創出している。
冬場の閑散期の新しいイベントとするとともに、庄内の地酒を県内外にアピールしようと庄内観光物産館が初めて企画。屋外の駐車場に会場を設営し、18蔵元のブースなどを設けた。
初日の25日午前は、日本酒で体を温めるにはちょうどよい天気に。参加者は試飲用の2オンスカップ(60CC)を片手に、各蔵元が用意した新酒や熱かんなどを注いでもらい、ゆっくりと味見。大山地区の新酒・酒蔵まつりが大勢の観光客でにぎわうことから、「並ばずに飲めるのがいい」といった声も聞こえた。
宮城県から訪れた「アラフォー」という3人組女性は「フルーティーだったり、米の味がしっかりしたりとレベルが高い。値段が安くてもおいしい酒がある」と満足した様子だった。