2017年(平成29年) 3月21日(火)付紙面より
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鶴岡市の湯殿山スキー場に県内でも珍しいハーフパイプアイテムが加わった。連休最終日の20日は、多くのスノーボーダーやスキーヤーでにぎわい、果敢にチャレンジして華麗なエアートリックを決めていた。
全長80メートル、横幅15メートル、深さ4・5メートルのレギュラーサイズ。第3ロマンスリフト終点そばに設置。18日にオープンし、営業最終日まで楽しめる。同スキー場では12年ぶりの再開で、5年ほど前にハーフパイプ職人の従業員が加わったことや、五輪スキー競技に採用されるなどのハーフパイプ競技の盛り上がりもあり実現したという。県内では他に小国町横根スキー場など数カ所しかない。
20日に訪れた市内の30代男性は「ハーフパイプ目当てに3連休毎日来てます。やっぱり最高ですね」と話していた。
同スキー場を管理運営する月山あさひ振興公社湯殿山事業所の田中利直所長は「敷居が高いイメージがあるが、基礎滑走力の向上に効果大。スキーヤー、ボーダー問わず、安全第一に楽しんでもらいたい」と話していた。
同スキー場の営業は31日までだが、4月2日までの延長も検討中。