2017年(平成29年) 3月28日(火)付紙面より
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春休み期間の子どもの預かり「こども大学(楽)」が27日、鶴岡市長沼のTomoniこうみん館で始まった。31日までの期間中、庄内地域から集まった小学生たちが地域の先生と共にさまざまな体験を楽しむ。
特定非営利活動法人「明日のたね」(伊藤和美代表)が2013年から実施。庄内地域の新小学1―6年生を対象に、さまざまな体験を通して遊んで学び、地域への愛着を育てようと、長期休みに日帰りの預かりとしてこれまでは夏休みに行ってきたが、今回初めて春休みに開催した。
初日の27日は庄内地域の小学生18人が参加。それぞれ学習をした後、地域のお年寄りも同館を訪れ、子どもたちと共にラジオ体操を行った。お昼はおにぎりやみそ汁などをみんなで作って食べ、午後からは地域の大人に縄ないを教わり、わら草履作りを楽しんだ。
期間中はうどん打ちや和菓子講座、刺し子教室などさまざまなイベントが行われる。
同法人は「子どもたちと高齢者の世代間交流も兼ねている。来年度も継続して行う予定」と話している。