2017年(平成29年) 4月9日(日)付紙面より
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庄内地方の多くの小学校で8日、入学式が行われ、かわいらしく着飾った新1年生たちが保護者らと元気に登校し、学校生活の一歩を踏み出した。
庄内では7日の2校を皮切りに、新入生がいなかった飛島小以外の全ての小学校が11日までに入学式を行う。8日は庄内の全64校のうち44校で行われた。
このうち鶴岡市立朝暘第二小学校(齋藤圭一校長、児童366人)の入学式は同校体育館で行われ、午前10時の開式に合わせ新入生59人(男子29人、女子30人)が少し緊張した表情で入場。同校自慢のスクールバンドがアニメ・となりのトトロの「さんぽ」の演奏で歓迎した。新入生たちは担任から名前を呼ばれると「はい」と大きな声で返事をして立ち、齋藤校長が一人一人と握手して回った。
式辞で齋藤校長は、あいさつや運動、笑顔など同校の「あいうえお」活動の取り組みを紹介し、「皆さんは朝暘二小が誕生して110周年の記念の年に入学しました。たくさんの人たちとの関わりを大切にし、楽しい学校にしていきましょう」と述べた。
来賓祝辞に続いて2年生たちの歓迎の言葉や全校合唱があり、運営委員長の進藤悠大郎君(6年)が「二小には楽しいことがたくさんあります。学校のことはお兄さん、お姉さんたちが優しく教えますので、何でも聞いてください」とあいさつ。新1年生たちは目を輝かせながら聞き入っていた。
2017年(平成29年) 4月9日(日)付紙面より
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鶴岡市羽黒町松ケ岡の湿地でミズバショウが見頃を迎え、里山に春を告げている。
ミズバショウはサトイモ科の多年草。花のように見える純白の仏炎苞(ぶつえんほう)の中に黄色の穂状の花を咲かせる。松ケ岡地区では幅約30メートル、奥行き約70メートルの湿地に約2万株が自生し、例年3月下旬から咲き始める。
今年も4月初めから咲き始め、ここ数日で気温がぐっと上がり今が見頃。湿地帯には鮮やかな緑の葉に純白のミズバショウがあちこちに群生し、鳥のさえずりが聞こえる中で静かにたたずんでいる。
近くの国史跡・松ケ岡開墾場では21日(金)―23日(日)の3日間、クラフト展や着付け体験などの「松ケ岡桜まつり」が行われる。