2017年(平成29年) 4月23日(日)付紙面より
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鶴岡市由良の海の駅「海洋釣り堀」が22日、今季の営業を開始した。初日は大勢の家族連れなどが足を運び、釣りざおを並べた。
由良の白山島にある海洋釣り堀は、鶴岡市が1978(昭和53)年に開設。安全で手軽に釣りが楽しめることから県内外から訪れている。2年前から地元の有志で立ち上げた「一般社団法人海の駅ゆら」が運営している。
オープン初日は、肌寒いものの天候に恵まれ、午前9時の開場を前に、約50人が列をつくった。駐車場には山形ナンバーの車が目立ち、早い人では午前6時ごろから並んだという。
20センチ前後のクロソイ約300匹、30センチ前後の養殖のギンザケ約1000匹が放流され、ギンザケは入れ食い状態。30センチ超を含め20分足らずでバケツをいっぱいにする人もいた。父親と訪れた鶴岡市田川の澤田創君(11)=朝暘四小6年=は「たくさん釣れて楽しい。ギンザケは塩焼きにして食べます」と話した。
今季は10月15日まで営業。時間は午前9時―午後5時。毎週火曜定休だが、5月2日と夏休み期間の7、8月は休まず営業する。由良沖の定置網などで漁獲された魚を放流し、5月の大型連休ごろにはイナダ、夏にかけてはウマヅラやタカバ、カレイ、ヒラメ、マダイ、クロダイなども入る。今季は釣り堀の入場券を提示すると海の駅ゆらの産直と食堂で10%引きの特典がある。問い合わせは海洋釣り堀=電0235(73)2666=へ。
2017年(平成29年) 4月23日(日)付紙面より
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全国のクラフト作家が一堂に会し作品を展示販売する「第3回鶴岡クラフト・フェアin小真木原」が22日、鶴岡市小真木原公園のいこいの広場周辺で始まった。23日(日)まで2日間の開催で、大勢の行楽客でにぎわっている。
作品の発表の場、手作り品の作り手と買い手のコミュニケーションの場として庄内一円のクラフト作家とそのファンらでつくる実行委員会(庄子正臣代表)が2015年から毎年開催している。3回目の今回は、県内や岩手、青森など東北、岐阜、京都、愛知県など各地からクラフトブースに184店、飲食ブースに18店が出店。同公園のいこいの広場周辺のケヤキ並木の下で店開きし、陶器や木工の器やアクセサリー、革細工、ガラス作品、ピアスなどの金工、リネン素材の手作り服など多彩なジャンルのオリジナル作品がずらりと並んだ。
初日の22日は時折青空が広がる天気となり、午前中から買い物客が続々と足を運んだ。作り手との会話を楽しんだり、欲しい商品の色や柄で頭を悩ますなどゆっくりと過ごした。23日は午前9時半から午後4時。