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2017年(平成29年) 4月25日(火)付紙面より

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人柄をしのび 音楽の楽しさ共有 真島俊夫メモリアルコンサート

 昨年4月に67歳で亡くなった鶴岡市出身の作曲家、真島俊夫さんをしのんだ「真島俊夫メモリアルコンサート“natal”(ナタル)」が22日、市中央公民館で開かれ、数々の真島音楽の演奏で人柄をしのび、音楽の楽しさを共有した。

 真島さんは、鶴岡一中、鶴岡南高卒。中学時代からトロンボーンを始め、高校時代には楽譜を書き始めた。神奈川大中退後にヤマハ・バンド・ディレクターズ・コースに進み、和声法や作・編曲法を学んだ。その後、作・編曲家として活動し、全日本吹奏楽コンクール課題曲などを手掛け、海外でも評価を受けた。2016年4月に亡くなった。

 コンサートは真島さんの一周忌に合わせ、市内の音楽関係者らでつくる実行委員会(代表・成澤孝夫鶴岡南高吹奏楽研究会・神奈川大吹奏楽部OB)が企画。コンサートの副題の「ナタル」は仏語で「生まれた地」の意味。

 この日はロビーコンサートに続いて開演し、前半は鶴岡東高吹奏楽部、鶴岡南高吹奏楽研究会、鶴岡吹奏楽団の3団体が出演。真島さんが手掛けた「ウェルカム」「太陽は水平線に燃え上がる」「ナヴァル・ブルー」などをそれぞれ演奏。曲の合間には成澤代表があいさつし、鶴南吹研の後輩である真島さんが「これやりましょう」と手書きの楽譜を差し出すなど音楽に積極的だった姿を紹介した。

 後半は公募でこの日のために結成された鶴岡市内や遠くは北海道の10―60代の総勢60人が参加した「真島俊夫メモリアルウインドオーケストラ」の演奏で、「A列車で行こう」「デイ・バイ・デイ」など吹奏楽編成のジャズポップスのナンバーを披露。ゲストコンダクターとして天野正道さん、ボーカルで明光院正人さんが参加し盛り上げた。

真島さんが編曲を手掛けた吹奏楽編成のジャズナンバーなどが披露された
真島さんが編曲を手掛けた吹奏楽編成のジャズナンバーなどが披露された



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