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2017年(平成29年) 5月14日(日)付け紙面より

社務所庭園整備し一般公開 由緒ある庭、門前町のにぎわい創出

 鶴岡市羽黒町手向の出羽三山神社(宮野直生宮司)は、羽黒山石段の入り口、随神門北側にある同神社社務所庭園を整備し無料で一般公開している。羽黒山中興の祖、別当天宥が再建したといわれる由緒ある庭園で、池や竹林に囲まれ趣のある庭。随神門周辺の社寺とともに周遊してもらい門前町のにぎわいを創出する。

 社務所にある庭園は古くは鎌倉時代の長吏と呼ばれた司法権と警察権を持つ役人の屋敷とされ、現在の庭園は造園技術にも優れたという江戸初期の別当天宥の作と伝えられる。明治以降、同神社の社務所の一部として使われてきたが、庭園の整備までは手付かずの状態となっていた。

 昨年4月の出羽三山地域の日本遺産認定などを背景に、門前町のにぎわいを創出しようと同神社が昨年春から随神門周辺の整備に着手していた。庭園入り口の雑木などを払い、幅1メートル、長さ800メートルほどの砂利の遊歩道を整備した。社務所大広間前の池を見ながらしだれ桜やカエデ、青モミジなど種々の木が植えられた庭園を散策できるようにした。

 また、随神門南側にある、2015年9月に半世紀ぶりの改修を終えて新しい社となった天地金神社に神職が常駐し、国宝五重塔や山頂に行かずともご祈祷(きとう)を受けられるようにした。天地金神社境内には、出羽三山の神仏混(こん)淆(こう)の歴史を伝える、延命や子育て、安産祈願で知られる「豆腐地蔵」もあり、手向地区にある他の地蔵(黒地蔵、安産地蔵など)巡りも楽しめる。

 大型連休から徐々に庭園を開放。まだ庭園の整備は初期段階として、将来的には有料化も視野に充実させていく方針。併せて赤い大鳥居の建て替えや鏡池の石柵整備など奉賛を募って進めていきたい考え。

 宮野宮司は「先人が残してくれたものを大切に守っていき、お山の繁栄を地域振興に結び付けていきたい」と話している。

 庭園は自由に見学できる。天地金神社でのご祈祷は午前8時半から午後5時に受け付ける。問い合わせは同神社=電0235(62)2355=へ。

「出羽の里門前庭園」と名付けて一般公開が始まった出羽三山神社社務所の庭園。砂利の遊歩道が敷かれ、周辺を散策できる
「出羽の里門前庭園」と名付けて一般公開が始まった出羽三山神社社務所の庭園。砂利の遊歩道が敷かれ、周辺を散策できる



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