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2017年(平成29年) 6月2日(金)付紙面より

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車椅子バスケ対戦楽しむ パラ五輪選手ら招き交流

 車椅子バスケットボールチーム「宮城MAX」を招いた「車椅子バスケットボール体験教室」が31日、鶴岡市の豊浦中学校(加藤弘人校長)で開かれ、中学生や一般など参加者が選手との触れ合いを通じて障害者と障害者スポーツへの理解を深めた。

 宮城MAXは仙台市を拠点とする車椅子バスケットボールチーム。車椅子バスケットボールの普及や障害者スポーツへの理解促進に努めている。岩佐義明監督は2016年リオデジャネイロパラリンピック日本代表のリーダー。同大会では自身が率いる宮城MAXより日本代表へ3人が選出された。

 法務省人権擁護局は昨年度から2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けた地域人権啓発活動活性化事業として「人権ユニバーサル事業」を設置。体験教室は障害者への理解を深めるとともに人権意識の向上を図ろうと、同事業の一環として県の委託を受けた鶴岡市が県内で初めて実施した。

 この日は豊浦中1―3年生をはじめ近くの豊浦小5、6年生、一般など約140人が参加。初めに、日本代表リーダーでもある岩佐監督が車椅子バスケットボールのルールや「タイヤがハの字形になっている」など競技用車椅子の特徴を説明。参加者らは慣れない車椅子の操作やシュートの練習をして、選手とのミニゲームを楽しんだ。

 豊浦中3年で女子バスケットボール部副キャプテンの齋藤胡々さん(14)は「普段のバスケットボールとは違って思い通りにいかなくて大変だった。選手の皆さんは輝いていてかっこよかった。障害者も健常者もみんな同じように接していける社会になればいいと思う」と話していた。

生徒たちが選手とミニゲーム。シュートが決まると大きな拍手が送られた
生徒たちが選手とミニゲーム。シュートが決まると大きな拍手が送られた



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