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2017年(平成29年) 6月4日(日)付紙面より

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きらびやかな稚児行列 お釈迦様の誕生祝う「花まつり」

 鶴岡市の常念寺保育園(渡邊成孝園長、園児156人)の「花まつり」が3日、同園隣接の常念寺で行われ、きらびやかな衣装を身にまとった園児たちが稚児行列を繰り広げた。

 花まつりは、お釈迦(しゃか)様の誕生を祝って甘茶や花をささげる仏教行事で、本来は4月8日。同園では4月の入園時期から生活が落ち着く毎年6月に行っており、1952(昭和27)年の開園以来続く伝統行事。

 この日は心配された雨もやむ中、華やかな衣装や化粧でおめかしした年長児26人が午前9時に同園を出発。手作りの白象の山車を引きながら、本堂までの約150メートルをゆっくりと行列。途中、手に持った鈴を鳴らしてハスの花びらをかたどった紙を「散華(さんげ)」し、お釈迦様の弟子の姿である稚児としての役目を果たした。

 沿道には近くのお年寄りや保護者が集まり、子どもたちの晴れ姿に目を細めた。年長児の保護者の一人は「初めての経験。他ではあまり体験できない行事なのでは」と話していた。

 花まつりには低年齢児の親子も花を持って参加し、本堂で行われた儀式でお釈迦様の誕生を祝って花や甘茶を供えたり、歌を歌ったりした。

きらびやかな衣装で仏教行事にちなんだ稚児行列を繰り広げる園児たち
きらびやかな衣装で仏教行事にちなんだ稚児行列を繰り広げる園児たち


2017年(平成29年) 6月4日(日)付紙面より

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りりしい演武に大きな拍手

 「上山王」として親しまれている鶴岡市日枝の日枝神社(田村安行宮司)の例大祭が3日、同神社で行われた。荘内藩荻野流砲術隊(池田幹夫隊長)と女性による火縄銃砲術隊「桜会」のりりしい演武が行われた。

 明治初期、旧荘内藩主の酒井家が火縄銃を同神社に奉納。その後所在不明となっていたが、1986年に神社の屋根裏から発見された。2008年の例大祭から同砲術隊が演武を披露。13年には桜会が結成され、月1回の形稽古のほか例祭前の1カ月は週1回の実射訓練を行うなど研さんを積んでいる。桜会は渡部富子副隊長(63)以下、鶴岡市や東根市など40―60代の8人。今回の演武には渡部祐子代表(51)を筆頭に5人が参加した。

 この日は午前10時からの神事に続いて同11時すぎから演武開始。時折小雨がぱらつくあいにくの天気となったためテント内での演武となったが、「立ち放ち」や「膝放ち」などの形を次々と繰り広げた。境内には「構え」「撃て」の合図で「ドン、ドン」と大きな音が響き、きびきびとしたりりしい演武に詰め掛けた見物客からは大きな拍手が送られた。

画像(JPEG)



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