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2017年(平成29年) 7月20日(木)付紙面より

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酒田市 庁舎改築第2期工事が完成

 酒田市が同市本町二丁目で実施してきた新庁舎改築工事の第2期分が完成し19日、第2期分3階の新議場で竣工(しゅんこう)式が行われた。10月初めまでに中町庁舎など4カ所の部署が引っ越しするほか、来年3月までに東側の外構工事で駐車場(120台分)や駐輪車などを整備する。

 旧庁舎は1964年に建設された。2007年度の耐震診断で危険度が高いとされたため13年9月、大成・林・大場特定建設工事共同企業体(JV)が本体建設を担い、旧庁舎北側で新庁舎建設が着工した。

 敷地8289平方メートルに、建物は全体で鉄筋コンクリート造り・免震構造の地下1階、地上8階建て、延べ床面積は1万4826平方メートル。このうち第1期は敷地北西側に地下1階、地上8階建て、延べ床面積1万816平方メートルで、昨年1月に開庁した。その後、旧庁舎を解体し、第1期分南側に第2期分を建設していた。

 第2期分は鉄筋コンクリート造り、地下1階、地上3階建て、延べ床面積4058平方メートル。3階に議場が入り、1、2階は執務室を拡張した。当初計画で第2期分は今年3月の完成予定だったが、東日本大震災による全国的な業界の人手不足のため第1期分から約3カ月遅れで推移し、第2期分についても本体は6月末に完成した。総事業費は第1、2期分と外構工事を合わせ約65億6000万円。

 この日の竣工式には庄内地方や秋田県南部の首長、地元経済界の関係者ら約150人が出席。丸山至市長は式辞で「周辺環境との調和を大事にするとともに、まちづくりの拠点としての機能を十二分に発揮することを第一とした。市民、市議会、行政が力を結集し、産業・交流都市づくりに向けた取り組みをさらに力強く推進する」と新たな決意を述べた。同市長や名誉市民の新田嘉一氏、後藤仁市議会議長らがテープカットし、完成を祝った。

 今月末から10月初旬にかけ、中町庁舎(介護保険課、教育委員会企画管理課、同学校教育課、選挙管理委員会、監査委員事務局)、酒田産業会館(商工港湾課、観光振興課)、総合文化センター(社会教育文化課)、国体記念体育館(スポーツ振興課)の部署が新庁舎に入り、市の大半の機能が1カ所に集約されることになる。

完成した酒田市新庁舎。右側の8階建てが第1期分、左側の3階建てが第2期分
完成した酒田市新庁舎。右側の8階建てが第1期分、左側の3階建てが第2期分



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