2017年(平成29年) 8月30日(水)付紙面より
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国が定める防災週間(8月30日―9月5日)に合わせ、災害への備えを呼び掛ける「防災フェア」が、鶴岡市役所1階ロビーで開かれている。防災資器材やハザードマップなどを紹介する内容。展示は9月1日(金)まで。
フェアは、防災の日(9月1日)を含める1週間を防災週間と定め、防災関連資料の展示や救命方法の講習などを通して市民の防災意識高揚を図るとともに、災害への備えを促し災害の未然防止と被害の軽減につなげようと、市が毎年開催している。
会場となったロビーには長期保存食糧などの各種防災用品、簡易トイレや避難所の間仕切りシステムなども展示。希望者には市消防本部の職員による心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の使い方講習も行われた。
展示初日の29日に所用で市役所を訪れた秋野和歌子さん(71)=三川町神花=は同日朝の北朝鮮のミサイル発射に触れ「今朝のようなことがあると、防災への意識が変わる」と話していた。