2017年(平成29年) 9月26日(火)付紙面より
ツイート
鶴岡市立藤島中学校(西脇庸校長)の吹奏楽部の初めての演奏会が23日、同市の藤島地区地域活動センターで行われた。第3部では部員27人に地元の愛好者やOGらが加わり、大編成で吹奏楽の調べを響かせ、満席の会場を楽しませた。
本年度の吹奏楽部は3年生8人、2年生12人、1年生7人で活動。この夏の吹奏楽コンクール田川地区大会では小編成の部で金賞を受賞するなどしている。積み重ねた練習の成果と地域への恩返しとして初めての演奏会を企画。保護者や地元の愛好者らが運営を手伝った。
この日は用意した200席に立ち見が出るほど盛況。3部構成で行われ、第1部では「吹奏楽の響きパート1」として部員が「3つのスザート舞曲」など5曲を演奏。第2部では管打楽器七重奏などアンサンブルの調べを聞かせた。
この演奏会で引退となる3年生の引退セレモニーを挟んで、第3部では鶴岡工業高吹奏楽部や高校生のOG・OB、鶴岡吹奏楽団などから27人が賛助出演し、部員と共に大編成での演奏を披露。吹奏楽の名曲である「アルセナール」「ロマネスク」など迫力あるハーモニーが響き、音楽を創り上げる楽しさを会場と一緒に共有した。