2017年(平成29年) 10月15日(日)付紙面より
ツイート
今年で34回目を迎えた「酒田どんしゃんまつり」が14日、酒田市中心商店街で開幕。15日(日)までの2日間、家族連れや行楽客らが「酒田の秋」を満喫する。
秋の収穫に感謝するとともに、商売繁盛の願いを込めて中心市街地の各商店街、酒田観光物産協会などが実行委員会を組織し、1984年から毎年この時期に開催している。
初日の14日午前は中通り商店街と中町モールに露店が並び、旬の野菜や飲食物、宮城県南三陸町産の海産物などが販売された。日和第1パーキングで行われた琢成小5年生による模擬商店街「子ども商店街」、天真学園高食育調理科で学ぶ生徒たちによる飲食物の販売、県立産業技術短期大学校庄内校学生による物品販売などには長蛇の列ができていた。
15日は、恒例のフリーマーケットが大通り商店街で行われるほか、中央公園では世界各国の料理を提供する国際屋台村も。同時開催として東北公益文科大学生らによる「酒田ミュージックフェスティバル」、6回目を迎えた「酒田つや姫ハーフマラソン」もある。
2017年(平成29年) 10月15日(日)付紙面より
ツイート
第61回曹洞宗梅花流奉詠大会が14日、鶴岡市藤島体育館で開かれた。庄内一円の寺院から参加した講員が御詠歌を唱え、日頃の精進の成果を披露した。
御詠歌を通してお釈迦(しゃか)様の教えを深く理解し、明るい世の中をつくるとともに互いに研さんの成果を披露しようと庄内地区を管轄する曹洞宗山形県第三宗務所(佐藤良裕所長)が毎年この時期に開催している。
今年は庄内一円から103講1346人が参加。第1部の法要と式典では開会宣言に続いて献燈献華、般若心経の読経、「高嶺」の奉詠などが行われた。
第2部の登壇奉詠では68講が数人のグループから100人ほどの大グループまでをつくってステージに上がり、「盂蘭盆会御詠歌」「達磨大師御和讃」「観世音菩薩御和讃」など32曲を披露した。
会場には鈴や鐘の音とともに心穏やかなメロディーで唱和される御詠歌が響き、参加した人たちは1曲ごとに大きな拍手を送っていた。