2017年(平成29年) 11月8日(水)付紙面より
ツイート
あの映画のあの料理が食べられる―。鶴岡市内の飲食店19店舗参加の「鶴岡のれん シネマまんま?映画の食を巡る」が6日に始まった。国内外の映画に登場する料理を参加各店がアイデアを凝らして再現し提供する食べ歩きイベントで、同市内のレンタルショップGEO(ゲオ)3店が関連した映画の作品コーナーを特設してDVDの貸し出しも行う。今月30日まで繰り広げられる。
鶴岡まちなかキネマで今月18―24日に開催される「おいしい鶴岡第2回食の映画祭」のタイアップイベントとして、鶴岡食文化創造都市推進協議会が企画した。食と映画をつなげ、ユネスコ食文化創造都市の食産業を盛り上げる。
今年1月に実施した同様の企画には市内32店舗が参加し、延べ479食が提供された。主催者の聞き取りに対し、参加店の約8割が「パンフレット持参で目当ての料理を食べに新規来店する客があった」と回答し、新たな客層の開拓にもつながった。
参加店を募ったところ、今回も映画ファンの料理人が「あの映画の料理を作りたい」と独自に選んだ作品と料理があるという。
各店で異なる料理が有料で提供される。「天空の城ラピュタ」の「骨付き地鶏」、「紅の豚」の「サーモンステーキ」、「レインマン」の「水曜日のフィッシュフライセット」、「海街diary」の「アジフライ定食」、「マスク」の「大人のメロンソーダと激辛ブラッディメアリー」、「幸せのレシピ」の「栗のティラミス」など、有名作品の「あの料理」や作品をイメージしたドリンクなどが楽しめる。参加店と料理などを紹介したパンレットを無料配布している。問い合わせは鶴岡市役所内の協議会事務局=電0235(25)2111、内線592=へ。