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2017年(平成29年) 11月19日(日)付紙面より

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酒田の食材を使用した新しいおみやげ品 3種を発表業者ら試食

 酒田市雇用創造協議会(会長・丸山至市長)の新商品公開発表会が17日、市総合文化センターで開かれ、酒田産のイカを使った「米粉イカ肉まん」、山の芋を使った「かまぼこ」と「さつま揚げ」の3種が発表され、市内の飲食店関係者らが試食した。

 同協議会は2013年2月、市や市内の商工、農業、漁業団体などで設立。厚生労働省の実践型地域雇用創造事業の採択を受け、13―15年度と16―18年度の2期6年にわたり、雇用創造に向けた人材育成や特産品開発などに取り組んでいる。第2期の特産品開発は「酒田の食材を使用した新しいおみやげ品」をテーマに取り組み、発表会は今年2月の「もち米の玄米甘酒」など4種、7月の「玄米甘酒プリン」など2種に続き、今回が3回目。

 「米粉イカ肉まん」は、中国四川料理「仁」(浜田二丁目)の監修で開発。あんは豚のひき肉とタケノコ、シイタケに、酒田港で水揚げされたイカを細かくしたもの、皮には酒田産の米粉を加えた。イカの食感を生かした本格中華の味と、もちもちした皮が特長で、温めて観光客らにその場で食べてもらったり、冷凍品をお土産として販売することを想定している。

 「かまぼこ」と「さつま揚げ」は、西塚蒲鉾店(寿町)の監修で開発。同市で近年、栽培が盛んになりつつある「山の芋」は自然薯(じねんじょ)の一種で、すりおろすと粘りが強く、練り物に加えるとふわふわ感が増すのが特長。地元企業が開発した魚醤(ぎょしょう)「あみえび醤油」でうま味をプラスし、地酒に合うおつまみ品として開発した。

 この日の発表会には、市内の飲食店や食品業者ら約20人が参加。開発の狙いや特長を聞き、希望者はレシピの利用を申し込んだ。

 同協議会が開発した商品のレシピは全て市内の事業者らに無料で公開され、これまで一部は商品化されている。問い合わせは同協議会=電0234(43)1555=へ。

発表された「米粉イカ肉まん」(右)と、山の芋を使った「かまぼこ」「さつま揚げ」
発表された「米粉イカ肉まん」(右)と、山の芋を使った「かまぼこ」「さつま揚げ」



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