2017年(平成29年) 11月22日(水)付紙面より
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鶴岡市の鶴岡東高校吹奏楽部(庄司和希部長、部員36人)が、4日に千葉県で開かれた日本学校合奏コンクールの全国大会グランドコンテスト高校の部で金賞に輝いた。
同コンクールは日本学校合奏コンクール実行委員会が主催し、今年で6回目。楽器編成などによる出場制限を設けない全国唯一のコンクールで、吹奏楽だけでなく管弦楽などさまざまな編成の団体が出場する。同校が出場するのは初めて。
全国大会グランドコンテスト高校の部には録音審査を通過した鶴岡東高をはじめ全国から21校が出場。鶴岡東高は保科洋の「復興」を披露し金賞に輝いた。出場したうち7校が金賞を獲得したが吹奏楽編成で出場した10校のうち金賞は鶴岡東高だけ。
庄司部長は「部員全員で今年一年頑張ってきた成果を披露できて楽しかった。他校の演奏も聞けて全国大会の雰囲気を肌で感じることができて良かった」と笑顔。顧問の森木茂教諭(48)は「強い意志を持って演奏し切ろうという思いが今まで以上に感じられ、聴く側に伝わるものがあった。表現力の高さが評価され、鶴岡東高の吹奏楽を認めてもらえたように感じた」と話していた。
同校吹奏楽部は今年、全日本吹奏楽コンクール東北大会の高校小編成の部で金賞。さらに少人数編成では全国大会に当たる東日本吹奏楽大会にも初出場し銀賞を受賞した。