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2017年(平成29年) 12月9日(土)付紙面より

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自分たちにできることは

 鶴岡市の上郷小学校(松田裕可校長、児童94人)で8日、6年生を対象にした福祉学習が行われ、子どもたちが疑似体験キットでお年寄りの体の不自由さなどを体験し、自分たちにできることを考えた。

 高齢社会となる中で、子どもたちにも福祉について考えてもらい、心温かい地域づくりにつなげようと6年ほど前から実施。4年生は障害者福祉について学ぶ学習も行っている。

 この日は市健康課やボランティアセンター、包括支援センターなどから保健師ら5人が同校を訪れ、6年生20人が参加。最初にお年寄りについて考えてもらおうと、加齢によって起きる変化を子どもたちが発表。「物忘れがひどくなる」「疲れやすい」「耳が聞こえにくくなる」「骨折しやすい」などの意見が出された。

 その後、2グループに分かれ、膝や足、腕などに重しを着け、目にはゴーグル、耳にはヘッドホンを着けてお年寄りの体の不自由さを実際に体験。マットに寝て起き上がる動きをしたり、介添え役の児童から「左、左」などと言われながら階段を上り下りした。

 守屋昂祐君(12)は「腰とかが曲がりにくくて不自由だった。寝て起き上がるのが一番大変だった」と話した。14日には認知症サポーター養成講座も行う。

お年寄りの体の不自由さを体験した
お年寄りの体の不自由さを体験した


2017年(平成29年) 12月9日(土)付紙面より

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「良い一年に」思いを込めて 荘内神社で縁起物作り

 鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で7日、「破魔矢(はまや)」などの縁起物作りが始まり、初詣客を迎える準備が進められている。

 同神社では、約1週間かけて破魔矢をはじめ熊手や干支(えと)の置物、「新春特別祈祷(きとう)」のご朱印が押されたお札など合わせて約5000点を用意し、30日の「入魂式」で清め、縁起物とする。

 この日の破魔矢作りは斎館で行われ、巫女(みこ)2人が、破魔矢に厄よけの鈴や縁起のいい五色の布、来年の干支の「戌(いぬ)」の張り子を丁寧に取り付け、袋詰めした。

 巫女の石原未代子さん(24)は「良い一年を過ごせるように、と参拝者の方を思って一つ一つ丁寧に作ることを心掛けています」と話した。

破魔矢など多くの縁起物の準備が進められている=7日、荘内神社斎館
破魔矢など多くの縁起物の準備が進められている=7日、荘内神社斎館



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