2017年(平成29年) 12月9日(土)付紙面より
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鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で7日、「破魔矢(はまや)」などの縁起物作りが始まり、初詣客を迎える準備が進められている。
同神社では、約1週間かけて破魔矢をはじめ熊手や干支(えと)の置物、「新春特別祈祷(きとう)」のご朱印が押されたお札など合わせて約5000点を用意し、30日の「入魂式」で清め、縁起物とする。
この日の破魔矢作りは斎館で行われ、巫女(みこ)2人が、破魔矢に厄よけの鈴や縁起のいい五色の布、来年の干支の「戌(いぬ)」の張り子を丁寧に取り付け、袋詰めした。
巫女の石原未代子さん(24)は「良い一年を過ごせるように、と参拝者の方を思って一つ一つ丁寧に作ることを心掛けています」と話した。