2017年(平成29年) 12月24日(日)付紙面より
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鶴岡市の鶴岡中央高校(伊藤吉樹校長)の総合学科発表会が22日、同校体育館で開かれ、生徒たちがこれまで取り組んできた学習の成果を発表した。
同校は総合学科と普通科の2科制。このうち総合学科では家政科学、情報科学、国際交流、美術・デザイン、社会福祉の5系列があり、生徒たちは進路に合わせた授業に取り組んでいる。発表会は生徒たちの学習の成果を発表する場として毎年開催している。
この日は総合学科1―3年生と普通科1、2年生、保護者、教職員など約800人が出席。1年生のインターンシップ、2年生のキャリア体験学習の取り組み発表に続いて、3年生の各系列代表者がテーマに沿って調査・研究・作品制作などに取り組む「課題研究」の発表を行った。
家政科学系列被服系の生徒はシルクガールズプロジェクトの取り組みを発表。桜やメロンの草木染に挑戦したことや自作ドレスのファッションショーを行ったことを紹介し、「的確な指示ができずに思い通りに作れなかったり、計画的に作業ができなかったりと反省もある。鶴岡シルクを広く伝えるためにも活動継続が大きな課題」と話した。発表後、生徒たちが本年度の作品の一部を披露。ドレス姿で登場すると来場者から大きな拍手が送られた。
一方、美術・デザイン系列の作品展は24日(日)まで鶴岡アートフォーラムで開かれている。