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2018年(平成30年) 1月21日(日)付紙面より

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甲冑体験やスキーなど楽しむ

 酒田市松山地域と交流している鹿児島県志布志市の小学生が19―22日の3泊4日の日程で同地域を訪れ、地元の小学生と一緒に地域の文化体験やスキーなどを通じて交流を深めている。

 旧松山町が1994年、町名が同じ縁で鹿児島県松山町(2006年に合併して志布志市)と交流を始め、1995年に友好町の盟約を締結。小学生の交流は94年から始め、最近は夏場に酒田側から、冬場は志布志側から訪問する形が定着。今回は志布志の小学5、6年生9人が訪れ、昨年8月4―7日に同市を訪問した松山小の5、6年生9人の家にホームステイしながら交流を深める。

 初日の19日午後は松山城址館で松山小の子どもたちと一緒に、松山まつり武者行列祭典委員会の関係者らの指導で甲冑(かっちゅう)の着付けを体験。甲冑はレプリカながら総重量12キロ前後の本格的な造りで、子どもたちは神妙な表情でこてや胴、かぶとを着けた。着付け終わって鏡を見ると満足そうな笑顔になり、模造刀を構えはしゃいでいた。

 志布志市立山重小5年の黒川一恵君(10)は「とても重く、昔の人は大変だったと思う。今回は、雪国の生活や家の造りに興味があって参加した。志布志は雪がほとんど降らないので、特にスキーが楽しみ」、昨夏に黒川君宅にホームステイし、今回は自宅に黒川君を受け入れる松山小5年の鈴木雄冴君(10)は「志布志では言葉や食べ物などの違いを知り、特にいろんな話ができてうれしかった。松山では、志布志ではできない体験をしてもらい、またいっぱい話がしたい」と話した。

 同日はその後、雪下ろしやまんじゅう作り体験、20日は松山スキー場でのスキーや旧地見興屋小での雪遊び体験、21日は受け入れ家族との自由行動などが予定されている。

甲冑の着付けを体験する志布志市の子どもたち=19日、松山城址館
甲冑の着付けを体験する志布志市の子どもたち=19日、松山城址館


2018年(平成30年) 1月21日(日)付紙面より

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「世界青年の船」参加者が鶴南高訪問

 鶴岡市の県立鶴岡南高校(京谷伸一校長)の2年生が19日、内閣府主催の青年国際交流事業「世界青年の船」に参加するため来日した海外の青年たちと同校で交流した。

 同事業は明治100年記念で1967年にスタート。日本と世界10カ国からの18―30歳の青年計240人が、船上での共同生活や文化交流、セミナー、ディスカッションを通じて国際的視野を広げ、将来の国際貢献を目指すもの。このうち海外からの参加者120人は船上での研修の前に「地方プログラム」に参加し、本県を含む全国6県の訪問先で青少年などとの交流を深めている。

 今回の同校への訪問もこの地方プログラムの一環で行われ、本県での受け入れは県青年国際交流機構が運営している。オーストラリアと南アフリカ共和国の参加者24人が18日に来県、21日までの3泊の日程で庄内エリアでの酒蔵や寺院の見学、ホームステイを繰り広げる。

 19日の鶴岡南高校への訪問では2年生198人が歓迎。各クラスに分かれて活動し、理数科のクラスでは生徒たちが郷土食について英語でプレゼン。手作り感あふれる寸劇なども交え、特産品などの魅力を伝えた。続く海外の青年を囲んだ質疑応答では、「交流事業への参加理由は」「来日経験は」などと質問攻め。最後に手拭いや手まりなどのお土産をプレゼントした。

 オーストラリアから参加した公衆衛生学を専攻する大学生のジョルディナ・クエーンさん(24)は「国際交流や国際的視野を広げようと参加。楽しくて才能あふれる生徒たちばかり。趣味が勉強という子には驚いた」と笑っていた。

 石川賢さん(17)は「相手が話すことは分かるが、なかなか言葉が出てこなくて歯がゆい思い。もっと聞いたり、伝えたいことがあった」と話していた。

鶴岡南高校の生徒たちが海外の青年と交流
鶴岡南高校の生徒たちが海外の青年と交流



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