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2018年(平成30年) 2月10日(土)付け紙面より

タイの観光客 冬の庄内満喫

 庄内を拠点に東北地方への外国人観光客の誘致を推進している一般社団法人「みちのくインバウンド推進協議会」(熊谷芳則理事長)による初のタイからのチャーター便ツアーが8日、本格的に始まり、約80人が酒田市の中通り商店街で海鮮バーベキューなどを楽しんだ。バンコク空港から仙台空港への直行のチャーター便で、12日まで羽田経由の関連ツアーを含め計約280人が東北各地の冬の観光を楽しむ。

 同推進協は2015年9月、東北地方の観光、行政の関係者らで設立。当面はタイをターゲットに、旅行会社のモニターツアーやテレビ局の取材クルーの招致、羽田経由の一般ツアーを実施。羽田から東北への二次交通の経費が課題となってきたことから、将来のバンコク―仙台間の定期便復活への機運醸成も兼ねて今回、初のチャーター便を仙台直行で企画した。

 ツアー客は、今月8―12日の4泊5日のチャーター便ツアー約250人と、7―11日の羽田経由の関連ツアー約30人を合わせ約280人。全部で6グループに分かれ東北各地を巡る。うち本県には7日から11日にかけて4グループが、酒田市の中通り商店街での海鮮バーベキューやホテルでの歓迎パーティー、鶴岡市の荘内神社、あつみ温泉(宿泊)、大蔵村の肘折温泉(同)、新庄市の雪遊び、戸沢村の最上川舟下りなどに訪れる。

 8日午後は、チャーター便による庄内への第1陣約80人が酒田市の中通り商店街に到着。同商店街振興組合や市の関係者ら約30人が「サワディーカー」(こんにちは)とタイ語で出迎えた。ツアー客たちは歩行者天国にした路上でメバルやサザエなどの海鮮バーベキューやあら汁などを味わい、刺し身造りを見学、津軽三味線の演奏に拍手に送った。時折ちらつく雪に大喜びの子どももいた。

 ティアットバルー・ビラーシニさん(32)は「温かい気持ちで迎えてもらい、うれしい。食事もとてもおいしく、ぜひまた来たい。寒いが、大丈夫」と話した。

 みちのくインバウンド推進協の熊谷理事長は「旅行会社のモニターツアーなどの成果で、東北の雪が観光資源になり得ると実感。さらなる観光客の増加に向け、モニターツアーの補助事業の獲得などにも努めたい」、中通り商店街振興組合の菅野弘幸理事長は「人出が少ない冬場に商店街に来てもらえるのはありがたい。一層たくさん来てもらえるよう、より良いもてなしをしていきたい」と話した。

 前日の7日午後には、羽田経由のグループが鶴岡市の荘内神社を訪問。拝殿で祈祷(きとう)を受けた後、旧庄内藩酒井家第19代の酒井忠順さんが「厳しい冬があって春を迎える。冬以外にもお越しください」と歓迎し、一人一人にお守りを手渡すなどした。10回以上日本を訪れているというプラニイ・ニウェット・ポンサックさん(53)は「東北は初めて。雪は今まで見た中で一番きれい」と話していた。

商店街で海鮮バーベキューを楽しむタイの観光客たち=8日午後、酒田市中通り商店街
商店街で海鮮バーベキューを楽しむタイの観光客たち=8日午後、酒田市中通り商店街

酒井家19代の忠順さんからお守りを手渡ししてもらい、記念撮影する一行=7日午後、鶴岡市の荘内神社
酒井家19代の忠順さんからお守りを手渡ししてもらい、記念撮影する一行=7日午後、鶴岡市の荘内神社



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