2018年(平成30年) 2月14日(水)付紙面より
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県内で雪下ろしや除雪作業に伴う事故が増加していることを受け県庄内総合支庁は13日、酒田市と鶴岡市で事故防止を目的とした啓発活動を繰り広げた。
庄内地域でも今季、重傷11件、軽傷3件の事故が発生(2月9日現在)している。事故が多発していることから県は、1月19日―2月4日の「雪害事故防止週間」を今月28日(水)まで延長。同総合支庁は雪害事故防止に向けて今回の活動を企画した。
この日は同総合支庁防災安全室の松永睦消防防災主査ら3人が、酒田市泉町のホームセンタームサシ酒田店、鶴岡市ほなみ町のDCMホーマック鶴岡店で啓発活動を実施した。
このうちムサシ酒田店の活動では、▽作業は2人以上で▽はしごはしっかりと固定▽2メートル以上の高所作業では命綱が必須▽道具類のメンテナンスをしっかり▽気温が高い時は屋根の雪の緩みに注意―などと安全作業のポイントを記したチラシと冊子、ポケットティッシュを来店者に配布して注意を喚起。受け取った来店客は「今年は雪多いがらのー」などと答え早速、冊子に見入っていた。