2018年(平成30年) 3月18日(日)付紙面より
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鶴岡公園内の大寶館そばにある紅梅が花を咲かせた。昨年に比べて1カ月遅い開花となったが、鮮やかなピンクの花がまだ肌寒い公園に本格的な春の訪れを告げている。
大寶館そばの紅梅は毎年2月中旬ごろから3月にかけて開花する。市内でも早くに花を咲かせ、「春の訪れを告げる梅」として市民に親しまれている。同館職員が17日朝、1輪の花がほころんでいるのを見つけた。昨年は2月17日に開花している。
山形地方気象台によると、同日午前10時までの鶴岡の最高気温は2・9度。最高気温21・9度となった15日の陽気が開花を促したようだ。同市の致道館でも16日、館内にある1本の梅の木で数輪の花が開いたという。
大寶館の職員は「つぼみが膨らんできてそろそろ咲くと思っていた。今日やっと咲いて春が来たなとワクワクする。梅が咲くと公園もにぎわってくる。桜ももうすぐ咲きそうなので皆さんに見ていただきたい」と話していた。