2018年(平成30年) 4月5日(木)付紙面より
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鶴岡市羽黒町松ケ岡の湿地帯に群生するミズバショウが見頃を迎え、里山に春の訪れを告げている。
ミズバショウはサトイモ科の多年草。花のように見える純白の仏炎苞(ぶつえんほう)の中に黄色の穂状の花を咲かせる。松ケ岡地区では幅約30メートル、奥行き約70メートルの湿地に約2万株が自生し、例年3月下旬から咲き始める。
今年も3月末ごろから咲き始め、見頃を迎えている。湿地帯には鮮やかな緑色の葉に純白のミズバショウが群生し、清らかで愛らしい姿が訪れた人たちを魅了している。
近くの松ケ岡開墾場では20(金)―22(日)の3日間、クラフト展や着付け体験などの「松ケ岡桜まつり」が行われる。