2018年(平成30年) 5月11日(金)付紙面より
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笑顔いっぱい「おはようございます」―。鶴岡市の朝暘一、朝暘二の両小学校と第三中学校の各PTA合同「1・2・3・SUNあいさつ運動」が10日、登校時間帯に各校で繰り広げられた。
両小学校をつなぐ1本の市道を地域の「あいさつロード」と捉え、2007年度から両校PTA合同のあいさつ運動をスタート。その後、三中PTAへ活動の輪を広げて毎年行っている。
この日は登校前の午前7時すぎ、あいさつロード沿いの長者橋付近にそれぞれのPTA役員や学校長などが集い、顔を合わせて互いの活動を激励。その後、各校門付近で、児童・生徒たちを迎えた。
このうち朝一小(児童558人)では、同校PTA致道会(野口義明会長)のメンバーと小田悟志校長の8人が見守り隊のベストを身に着けのぼり旗などを手に、登校してきた児童たちに笑顔で「おはようございます」と声掛け。児童たちは「おはようございます!」と元気に応え、中には帽子を取り丁寧に会釈をする児童の姿も。途中から激しい雨やひょうが降り、学校に駆け込む児童たちに「髪や体を拭いてね」「風邪をひかないように」など気遣いながらの活動となった。野口会長(51)は「運動を重ねてきて、子どもたちのあいさつの声が大きくなっていると感じる。明るく元気な学校、地域になるようにこれからも見守っていきたい」と話した。
致道会では本年度、計6回のあいさつ運動を行う予定。