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2018年(平成30年) 5月11日(金)付紙面より

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酒田交流おもてなし市民会議 体制さらに強化

 酒田市の官民を挙げたおもてなし推進組織「酒田交流おもてなし市民会議」(会長・丸山至市長)の総会が10日、市役所で開かれた。今年は7月に酒田港に大型の外国クルーズ船として2隻目となる「ダイヤモンド・プリンセス」が寄港することもあり、新たに幹事会的な「企画運営部会」を設けるとともに、酒田の伝統文化のPRを行う個人・団体を支援する「観光交流マイスター認定制度」や、部活動的な感覚で活動の輪を広げる「英語部」など新企画を取り入れ、市民が一丸となっておもてなしをする体制を強化する。

 昨年8月の酒田港初の大型外国クルーズ船「コスタ・ネオロマンチカ」寄港を見据え、同年2月に設立し、今年5月1日現在の会員は310個人・団体。観光、市民活動、企業活動の3分野(部会)を設け、クルーズ船寄港時の埠頭(ふとう)や街なかでのもてなしを中心に、情報を共有し、連携しておもてなしを展開している。

 これまで事業予算はなかったが、本年度は市が188万円の負担金を拠出。今月中にも新たに3つの活動分野の代表数人ずつで企画運営部会を立ち上げ、各種事業の企画・連携を進める。観光交流マイスターは、酒田の伝統文化をPRする個人・団体などを認定し、地元内外で活動する際に謝金を支給するもの。年1団体程度を認定する方針で、酒田舞娘(まいこ)や太鼓の団体などが想定されている。

 英語部は、商店のPOPやメニューの英語表示の在り方などを研修し、推進するほか、クルーズ船寄港時の通訳や観光ガイドの連絡調整も担う。

 そのほか、老若男女が参加できる活動として、鶴や亀の折り紙を貼ったメッセージカードを観光客に配る「折り紙プロジェクト」を拡大する。

 当面の大きなイベントとしては、ダイヤモンド・プリンセス(7月1日、17日)、にっぽん丸(同10日、12日)、コスタ・ネオロマンチカ(8月2日、10月12日)、飛鳥2(8月23日)の各クルーズ船の寄港、ホストタウンのニュージーランドのアスリート来酒(6月下旬)などがある。

 総会の冒頭、丸山市長は「クルーズ船の寄港は当面、庄内一円に波及効果をもたらしたい。交流人口の拡大には行政、経済、市民がスクラムを組むことが大事で、この会議をその先導役にしていきたい」と新たな決意を述べた。

本年度の事業計画を決めた酒田交流おもてなし市民会議の総会
本年度の事業計画を決めた酒田交流おもてなし市民会議の総会



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