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2018年(平成30年) 5月17日(木)付け紙面より

酒田 事故防止願う交通安全ルールの歌と踊り

 子どもたちが関わる交通事故を一件でも減らそうと、酒田市の酒田警察署北酒田駐在所に勤務する佐藤友一巡査部長(35)、里江子さん(34)夫妻が、「ストップの約束」や夜光反射材の有効活用などを盛り込んだ歌「みんなで守ろう交通安全ルール」を制作した。佐藤巡査部長が練った歌詞に、元幼稚園教諭の里江子さんが曲をつけた。同駐在所が管轄する同市の本楯保育園(阿部明恵園長、園児50人)で14日、お披露目を兼ねた交通安全教室が開かれた。

 同駐在所は本楯、南遊佐両地区を管轄。佐藤巡査部長は2013年4月の開設時から勤務している。佐藤巡査部長、里江子さんは当初からペープサートや紙芝居を使って、広く住民に対して振り込め詐欺防止や不審者対応などの防犯、チャイルドシート着用徹底、横断歩道の正しい渡り方といった交通安全を呼び掛けている。

 市内で3月中旬、男子児童が乗用車にはねられて大けがを負うという事故が発生したことを受け、「子どもたちが関わる交通事故を減らしたい」という佐藤巡査部長の思いに、里江子さんが呼応。園児・児童から交通ルールを知ってもらうため、歌と踊りを制作することにした。振り付けは長女の光里ちゃん(4)と長男の岳瑠君(2)が「アドバイザー」として協力し4月上旬に完成した。

 歌は3番から成り、歌詞は「ストップのお約束、横断歩道にきたら右みて左みて右みて渡りましょ」「信号機、ピカピカウインク危ないよ」「道路の飛び出しはダメ、反射材ピカピカ光って大丈夫」など、佐藤巡査部長の思いが込められている。

 同保育園で行われた交通安全教室は3―5歳児22人と祖父母らが参加し、佐藤巡査部長と里江子さん、光里ちゃん、岳瑠君が訪問した。佐藤巡査部長が「ストップの約束」「イカのおすし」を解説した後、これまで練習を重ねてきた園児たちが佐藤巡査部長の歌、里江子さんのピアノ伴奏に合わせ、県警マスコット「カモンくん」と共に踊りを披露。2回目にはおじいちゃん、おばあちゃんたちも加わった。

 孫の柚花ちゃん(3)と共に踊った日下部里美さん(64)は「交差点ではストップの約束を必ず守っている」と。柚花ちゃんは「交通ルールが分かった。約束は守るよ」と話した。

 佐藤巡査部長は「『行ってきます』『いってらっしゃい』『ただいま』『お帰り』としっかり言える社会を構築したい。楽しく交通ルールを覚えることで、事故が一件でも減れば」と語った。

 同署交通課によると、完成した歌をさまざまな場面で活用していく方針。

練習を重ねた園児たちと一緒に踊る佐藤巡査部長(左)
練習を重ねた園児たちと一緒に踊る佐藤巡査部長(左)



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