2018年(平成30年) 6月23日(土)付紙面より
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サッカーワールドカップロシア大会「日本対セネガル戦」(24日)の行方は―。鶴岡市立加茂水族館(奥泉和也館長)のクラゲたちが22日、日本代表第2戦の勝敗を占った。結果は日本の勝利。
第1戦コロンビア戦のクラゲたちの予想が外れて、奥泉館長は「外してくれて本当に良かった」と胸をなで下ろしながらも、第2戦の的中をクラゲたちに託した。
白、青、茶色の通称・カラークラゲ30匹が漂う円柱水槽に、「日本」「セネガル」「引き分け」の3つの容器を沈めて“キックオフ”。水流でクラゲたちがゆらゆら漂い始め、容器はゆっくりと回転。序盤は静かな展開だったが、開始から4分ほどで試合が動いた。
最初に水流に乗って上層へ抜け出したクラゲがセネガルの容器に近づいたが、枠にはじかれた。続いて茶色の3―4センチほどの小さなクラゲが日本の容器に収まった。奥泉館長は「最初のチャンスはセネガルだったが、ゴールポストにはじかれた」と展開を振り返った
“小兵”のクラゲが試合を決めた。セネガル戦で活躍するのは―。