2018年(平成30年) 8月10日(金)付紙面より
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「だだちゃ豆の日」の8日、鶴岡市の大泉地区でだだちゃ豆の盗難防止を呼び掛けるパトロールが行われた。地元住民や大泉小学校の児童たちが広報車で地区内14集落を回り、自主防犯を呼び掛けた。
公園交番地域防犯連絡員協議会大泉支部(水口憲一支部長)が主催し、鶴岡市防犯協会、鶴岡警察署などの協力で毎年この日に実施している。
市農村センターで行われた出発式には同団体メンバーや大泉小の児童ら約60人が出席。同連絡員協議会の長南成会長が「だだちゃ豆は歴史ある豆で鶴岡市を代表するブランド。盗難被害防止のためにぎやかにパトロールしよう」とあいさつした。今年は初めて大泉小児童を代表して、いずれも6年生の菅原健成君(11)と大瀧椛音さん(11)を一日パトロール隊長に任命。菅原君がパトカーのマイクで「それでは出発します」と宣言し、2班に分かれたメンバーらが「盗難に遭わないように監視の目を広げましょう」と地区内を巡回して広報した。
水口支部長は「啓蒙(けいもう)活動によって盗難被害は以前より減った。今後も休むことなく継続し住民への浸透を図りたい」と話していた。