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2018年(平成30年) 9月23日(日)付紙面より

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10月スタート新潟県・庄内エリアプレDC 庄内の魅力国内外へ発信

 大型観光誘客事業「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン(DC)」のプレDC(10―12月)に向けたキックオフ会議が21日、鶴岡市のマリカ市民ホールで開かれた。庄内地域全体や各市町で計73の観光客受け入れ企画が計画されており、関係者が内容を報告し、関連情報の共有化を図り、プレDCの成功に向け結束を固めた。

 会議は、県庄内総合支庁が主催し、庄内地域の行政、商工、観光団体などから約50人が出席。同DC推進協議会県推進部会長の皆川治鶴岡市長があいさつで、「庄内の魅力を国内外に発信し認知度を高める絶好の機会。地域一丸となって取り組もう」と呼び掛けた。

 JRグループと地元が連携する新潟県・庄内エリアDCは、2019年10―12月が本番で、20年10―12月はアフターDCも展開される。両地域に共通する「食」と「酒」を売り込みの中心に据え、メーンキャッチフレーズを「日本海美食旅(日本海ガストロノミー)」、庄内地域はサブキャッチフレーズとして「おいしい 食の都庄内」を設定した。

 来月からのプレDCは、10月1日(月)に鶴岡市のFOODEVER(フーデェヴァー)で庄内エリアのオープニングセレモニーを行い、幕開け。誘客対策では、全県版の美食・美酒ガイドブック7万部、庄内版着地型ハンドブック3万部をともに10月に発行する。

 庄内DECクラブの洋食店13店舗ではプレDC期間中、在来作物や庄内産食材を使ったオリジナルメニューと地酒をセットで提供するキャンペーンを実施。鶴岡市は出羽三山参拝と温泉、食をテーマにした誘客策、酒田市は県内の日本酒を集めた酒まつり、三川町は県産米の新品種「雪若丸」を使った庄内カレー食べ比べ、庄内町は日本一おいしい米コンテストと連携したツアー、遊佐町はサケのふ化場見学などを予定している。

 会議では、最後に出席者全員が法被を羽織り、プレDCの成功を期して「ガンバロー」を三唱し、気勢を上げた。

プレDCの成功に向け「ガンバロー」を三唱
プレDCの成功に向け「ガンバロー」を三唱


2018年(平成30年) 9月23日(日)付紙面より

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描いた魚が自在に泳ぐ 遊佐に「バーチャル水族館」

 酒田市の県立酒田光陵高校(鈴木和仁校長)のITサイエンス部(工藤一真部長)による「バーチャル水族館」が22日、遊佐町子どもセンター「わくわく未来館」で開幕。23日(日)までの2日間、来館した子どもたちが自ら描く魚介類がセンター内壁面を泳ぐ。初日午前から大勢の子どもたちが訪れ、泳ぐ姿に見入り大きな歓声を上げた。

 このイベントは、多くの人から喜んでもらうことで、情報技術者を目指す生徒たちから意識高揚を図ってもらおうと、同校が子どもセンターの協力で2016年から毎年この時期に実施。

 「バーチャル水族館」はスキャナーで取り込んだ絵画をパソコンで編集し、プロジェクターで投影するもの。本年度は1、2年生部員約30人がシステムを構築し直した。

 スクリーンとなった縦約3メートル、横約10メートルの白色の壁面に、幼児・児童が色塗りした魚やイカなどが大きく映し出され、自在に泳ぎ回ると「出てきた」「私のイカだ」「僕の名前も泳いでいる」などと歓声を上げながら、その姿を追い掛け回していた。

 ITサイエンス部の富樫蓮副部長(16)=2年=は「3年生引退後、一からシステムを構築し直したため、部員をまとめるのが大変だった。子どもたちの笑顔を見ることができ、頑張ったかいがあった」、指導する湯澤一教諭(情報科長)は「これまで飯豊町内の道の駅、学校近くの松陵学区コミュニティ防災センターなどでも実施し好評を得ている。依頼があれば、生徒たちのスケジュール次第だが、さまざまな所で上映したい」と話した。

 バーチャル水族館は23日午後2時半ごろまで。参加費無料。

大勢の子どもたちでにぎわう「バーチャル水族館」=22日午前
大勢の子どもたちでにぎわう「バーチャル水族館」=22日午前



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