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2018年(平成30年) 10月5日(金)付紙面より

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たくさんの魚がすめる環境に

 庄内町の家根合揚水機場で3日、「魚の学習会」が行われ、余目第一小学校(阿部雅彦校長)の4年生42人が貯水池の魚を捕獲し、種類などを学んだ。

 魚の学習会はNPO法人の生態系保全活動センター(佐藤昭一代表)が主催し、環境教育の一環として最上川土地改良区や県庄内総合支庁などと連携し、1998年から毎年実施している。

 この日は関係団体から約30人が参加。児童たちは長靴を履いて貯水池に入り、膝辺りまで泥水に漬かりながら魚を捕獲。大きな魚を見つけると、「そっちに行ったぞ」と声を掛け、チームワークを発揮しながらたくさんの魚を捕まえた。

 今回はドジョウやウグイ、ニゴイ、モクズガニ、カワニナ、マシジミなど14種類の生き物が見つかった。中にはカワヤツメやマルタニシなどの絶滅危惧種も。改良区の後藤直人さんが魚の名前や特徴を説明。児童たちは地元の豊かな環境について理解を深めた。小林祐希君(9)は「いろんな魚を知ることができて楽しかった。たくさんの魚がいる川をきれいに守りたい」と話していた。

 家根合揚水機場は最上川や立谷沢川の流れを引き込み、池にためた水を農業用に家根合地区の水田へ送っている。

児童たちが貯水池の魚を捕獲、学習した
児童たちが貯水池の魚を捕獲、学習した



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