2018年(平成30年) 10月19日(金)付紙面より
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就職面談会「ワークチャンス2018」が17日に鶴岡、18日に酒田の2会場で開かれ、鶴岡、酒田の計125社の担当者と求職者が面談した。
山形労働局とハローワーク鶴岡、ハローワーク酒田が主催し毎年開いており、今回は「福祉の仕事面談会」を初めて同時開催した。このうち17日の鶴岡会場は東京第一ホテル鶴岡で開かれ、福祉関係の15社を含め建設、製造、卸・小売、サービスなど計65社(求人数計397)が参加した。求職者142人が来場し、複数の企業ブースを回りながら担当者と面談し、説明を受けていた。
ハローワーク鶴岡によると、管内の求人倍率は昨年からほぼ毎月2・0倍を超えている。今年8月は2・19倍で前年比0・13ポイント上回り県内トップ。幅広い業種で恒常的な人手不足が生じている状況という。一方で、新規求人数に占める正社員の割合は45・5%で、県平均の45・8%を下回っている。ハローワーク鶴岡では「正規雇用の面談の機会を提供し、特に人材不足の傾向が顕著な福祉分野を含め、求人と求職のミスマッチの解消を図りたい」としている。