2018年(平成30年) 11月6日(火)付紙面より
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酒田市在住の将棋のプロ棋士・阿部健治郎七段(29)を迎え、講話や指導対局などを行うイベントが3、4の2日間、三川町の町民体育館で開かれ、庄内一円から集まった大勢の将棋ファンでにぎわった。
先月20日から今月11日まで開かれている「みかわ秋まつり」の一環で開催。秋まつりは町の芸術文化団体の代表や教育委員会などでつくる実行委員会が主催し、毎年行っている。
初日の3日、指導対局には大人から子どもまで14人が参加し、同時に対局。阿部さんが次々と打っていくと参加者も真剣な表情で一手を繰り出した。対局終了後は「守りだけでなく同時に相手を攻めて」「小さな駒で大きな駒を取られないように」「常に駒を逃がす場所を用意して」などとアドバイスを受けた。
酒田市の泉小学校4年の小野寺琉真君(10)は「自分の力を試したくて参加したけど、プロはすごく強かった。どんどん攻めてきてたくさん取られた。もっとうまくなりたい」と話していた。