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2018年(平成30年) 11月8日(木)付け紙面より

港湾都市として交流・連携確認

 新潟県上越市の直江津港湾協会(会長・村山秀幸市長)の関係者が6日、酒田港視察のため酒田市を訪れ、東方水上シルクロード貿易促進協議会長で平田牧場グループ会長の新田嘉一氏、丸山至酒田市長らと懇談し、日本海側の重要港湾(直江津港、酒田港)がある地方都市同士として交流・連携を深めていくことを確認した。

 酒田港と、同港のコンテナ貨物急増のけん引役となっている花王酒田工場など立地企業の視察のため7日までの日程で訪れた。6日午後は、酒田市御成町の平田牧場「寄暢亭」で、会長の村山市長や副会長の高橋信雄上越商工会議所会頭、杉田勝典上越市議会副議長らが、新田会長や丸山酒田市長、田中廣市議会議長、弦巻伸酒田商工会議所会頭らと懇談した。

 村山市長は元新潟県職員で、1995年に新田氏が同県の環日本海新潟賞を受賞した際、担当課職員として新田氏に会い、強い印象を受けたという。新田氏は92年5月、中国黒龍江省ハルビンから松花江、アムール川、日本海を経て酒田港まで約2800キロの国際貿易航路「東方水上シルクロード」を開設し、環日本海貿易の発展に貢献した功績で同賞を受けた。直江津港ではその後、同航路を使い、大豆を運んだという。最近では、新田氏が仕掛け人となり、昨年4月に酒田市などが文化庁の認定を受けた日本遺産「北前船寄港地・船主集落」に今年5月、上越市が追加認定されている。

 懇談の中で村山市長は「久しぶりに新田会長に会えて光栄」と二十数年ぶりの再会を喜んだ。また、上越には江戸・享保の凶作時、酒田の弁財船(北前船)の頭目・亀田伊兵衛が酒田から義援米を集めて直江津に運んだ際、感謝の酒宴で伊兵衛が踊ったのが起源という踊り「米大舟(べいだいしゅう)」が伝わっていることを紹介し、「海のつながりで、人々の気持ちもつながっている」と感慨深げに語った。

 新田氏は「作家の石川好さん(現・酒田市美術館長)が『日本海側が良かったのは北前船の時代ぐらい。あの時代の夢をもう一度』となった」と、日本遺産認定の推進母体となった北前船寄港地フォーラムを始めた経緯を説明。そして、「これを縁にさらに交流を深めていこう」と海を通じて育んできた絆をさらに強めていく決意をあらためて示した。

酒田市の寄暢亭で新田氏(右から2人目)と懇談した上越市の村山市長(左奥側2人目)ら
酒田市の寄暢亭で新田氏(右から2人目)と懇談した上越市の村山市長(左奥側2人目)ら



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