2018年(平成30年) 11月18日(日)付紙面より
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鶴岡市の羽黒高校(牧静雄校長)の専門科の生徒たちによる「ものづくりラボ」が17日、三川町のイオンモール三川で始まった。18日までの2日間、生徒たちが製作したロボットの操作や缶バッジ作り、ペーパークラフトの体験などが行われる。
ものづくりの楽しさを子どもたちや地域の人々から知ってもらおうと、総合情報、機械システム、自動車システムの3学科が合同で毎年開催している。
今回も、会場には学科ごとにさまざまな体験コーナーが設けられた。本年度のメカトロアイデアコンテストに出場したロボット操作などのほか、省エネを競う「エコランカー」全国大会に出場した手作りの車の展示、透明なプラスチック板に色付けするオリジナルキーホルダー作り、ねじとボルトで創作するブロック体験などがあり、初日から大勢の家族連れた訪れ、にぎわった。
バスのペーパークラフトやロボット操作などを体験した藤島小2年の渡部和翔君(8)は「クラフトは切り離すのが少し難しかったけど、上手にできた。ロボット操作も楽しかった」と笑顔。同校自動車システム学科2年の榊原英友さん(17)は「子どもたちが楽しんでいるのを見ると、教えるこちらもうれしくなる」と話した。