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2018年(平成30年) 11月22日(木)付紙面より

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仕事生み出す“工夫”学ぶ

 酒田市の平田小学校(大戸晃彦校長、児童166人)の5年生たちが20日、先進技術を導入してミニトマト栽培などを手掛けている同市漆曽根の農事組合法人「ファーム北平田」(樋口準二代表理事)のハウスを見学するなどし、地域で工夫して仕事を生み出している様子を学んだ。

 県が本年度から、起業家精神の育成などを狙いにモデル的に導入した新たなキャリア教育「ベンチャーキッズ・チャレンジ事業」の一環。5年生26人が参加した。

 この日、子どもたちは、ファーム北平田が昨年4月から旧北平田小跡地でミニトマト栽培に取り組んでいるハウスを見学。同組合の岡部博副組合長らから「世界で初めて調光フィルムを導入したハウスで、光を乱反射させ、夏でも気温30度を超えることがない」「普通のトマトは糖度5―6度だが、ここのはサクランボ並みの13―17度。東京のデパートで1パック500円ほどの高値で売れ、年間を通じ仕事ができる」などの話を聞いた。そして、赤く実ったトマトをその場でもぎ取って試食し、「甘い」「おいしい」と喜んだ。

 岡田秀侑君(10)は「思った以上に甘く、ちょっとびっくり。農業は高齢化が進んで大変に違いないと思っていたが、さまざまな工夫をしていると感じた」と話した。

 子どもたちはその後、市北平田コミュニティセンターに移動し、同組合関係者から、約450ヘクタールと大規模な稲作経営を行っている様子を聞いた。

 今月27日には6年生も同様のプログラムに取り組むほか、来月初旬には国内外のラーメンイベントに出展している同市のラーメン店「花鳥風月」の佐藤勇太社長を学校に招き、講話を聞く。

ファーム北平田のハウスでミニトマト栽培について話を聞く平田小の5年生たち
ファーム北平田のハウスでミニトマト栽培について話を聞く平田小の5年生たち



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